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馬総統、観光など6業種を重要新興産業に指定


ニュース その他分野 作成日:2009年2月23日_記事番号:T00013546

馬総統、観光など6業種を重要新興産業に指定

 
 馬英九総統は21日、総統府で当面する経済情勢に関する対応会議を開き、▽観光▽医療介護▽バイオテクノロジー▽クリーンエネルギー▽文化創意▽科学的農業(精緻農業)──という6つの産業分野を「重要新興産業」と位置づけ、強化を図っていく方針を示した。22日付経済日報が伝えた。

 馬総統はまた、行政院に対し、輸出製品の多角化、ブランド化、技術導入に関する具体的な発展戦略を3カ月以内に取りまとめるよう指示した。

 このほか、馬総統は中国との経済協力協定締結構想について、「台湾優先で人民に利益をもたらす」という前提の下で、現実を直視し、合理的な枠組みを築くことが重要だとの認識を示した。

 一方、馬総統は内需拡大策に関して、4年間で5,000億台湾元(約1兆3,400億円)規模の特別予算が3月末までに立法院を通過することに期待感を示すとともに、既に予算計上された事業の入札を急ぎ、予算が成立していない部分についても、入札準備に備えて準備を進めるべきとの考えを示した。