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台北港、物流園区設置へ


ニュース 運輸 作成日:2009年2月23日_記事番号:T00013548

台北港、物流園区設置へ

 
 このほど供用開始となった台北港(台北県八里郷)で、物流園区の設置が計画されている。同園区は330ヘクタール規模と、台北港に建設予定の埠頭(ふとう)7基の総面積110ヘクタールの3倍に上る見通しだ。産業の海外移転が進む中、加工貿易業者の進出が期待されている。23日付経済日報が報じた。
 
 台北港貨物埠頭の陳浩基総経理は、毛治国交通部長が先日の視察の際、物流園区設置を急ぐよう指示したと語り、現在は防波堤の建設に取り掛かっていると説明した。また、物流園区の完成後は、ベトナムなどから輸送した半製品を同園区で加工して「メイドイン台湾」とした上で、短時間で桃園国際空港まで運べると利点を強調した。
 
 台北港は当初、7,000~8,000TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)クラスの大型コンテナ船が停泊できる埠頭2基を稼働させ、年間取扱量70万~80万TEUを見込む。来年1月にさらに埠頭2基が供用開始予定で、年間取扱量は250万~300万TEUまで拡大する見通しだ。