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店舗物件が半年で大幅下落、台北市で人気商圏の再編進む【表】


ニュース 建設 作成日:2009年2月23日_記事番号:T00013552

店舗物件が半年で大幅下落、台北市で人気商圏の再編進む【表】

 
 不動産仲介業者の台湾房屋によると、台湾全土の不動産価格は去年下半期から現在にかけて15~20%下落、なかでも店舗物件は15~25%と落ち込み幅が大きく、台北市の人気商圏にも再編の波が押し寄せている。21日付工商時報が報じた。
 
 目下、台北市内の商圏で店舗物件の相場が最も高く安定しているのは忠孝そごう商圏で、坪単価は最高で350万台湾元(約940万円)に達している。
 
 また、空室率が最も低いのは石牌商圏(北投区)で、わずか1.1%と人気が高い。同エリアの坪単価は150万~230万元で昨年比7.2%下落だ。また万芳医院商圏(文山区)も空室率は約2.8%と石牌に次いで低く、坪単価も前年比6.5%下落の160万~200万元と最小の下落幅にとどまっている。
 
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 一方、空室率が最も高いのは天母商圏の16%。店舗物件の不動産価格は去年の坪単価125万~165万元から今年は100万~130万元へと、21%も下落した。次いで空室率が高いのは西門町商圏で8.2%。大部分がMRT西門駅から離れたエリアに集中しており、坪単価の下落も19.3%に達している。