中華電信が運営するインターネットプロバイダ、HiNET（ハイネット）は、光ファイバーを使った高速インターネットサービス「光世代」のユーザーが、年内にブロードバンド契約ユーザーの45％に当たる180万件に達する見込みだとしている。21日付工商時報が伝えた。
中華電信によると、「光世代」の契約件数は先週105万件となり、ＡＤＳＬ（非対称デジテル加入者線）の通信速度「2M/256K」プランの103万3,000件を超え、今後主流となる動きを見せているという。今年は７～８割の成長率が見込まれ、来年にもＡＤＳＬユーザーを上回ると予想されている。
同社は「光世代」の成長を好感し、オンラインカラオケサービスや、企業向けにセキュリティを強化したネットワークサービス「資安艦隊」など、有料コンテンツや付加価値サービスの強化にも取り組む方針だ。
