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応華精密、プラスチック筐体に参入


ニュース 電子 作成日:2009年2月24日_記事番号:T00013591

応華精密、プラスチック筐体に参入

 
 デジタルカメラや携帯電話の金属筐体(きょうたい)などを生産する応華精密科技は23日、プラスチック射出成形の亜昕精密に1億7,800万台湾元(約4億8,400万円)を追加出資し、同社株式の20%を取得したと発表した。これにより応華精密の出資比率は66.84%に高まり、正式にプラスチック筐体市場に参入することになる。24日付経済日報が報じた。
 
 亜昕精密の製品は主にデジカメやゲーム機の筐体に使われているが、応華精密では今後、プラスチック製品と金属製品を組み合わせてモジュール化するなど製品ラインナップの統合を進め、競争力を高めたい考えだ。
 
 証券会社によると、応華精密の連結売上高は昨年、前年比29.42%増の31億9,000万元だったが、今年は亜昕精密を合わせて43億元へと約50%成長するとみられる。
 
 応華精密はまた、これまで外部に委託してきた電着塗装プロセスを今年3月から、広東省東莞工場内に新設したラインで行う予定で、粗利益率向上を見込んでいる。