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アジア・オプティカル、フレクス社のデジカメ部門買収を否定


ニュース 電子 作成日:2009年2月24日_記事番号:T00013592

アジア・オプティカル、フレクス社のデジカメ部門買収を否定

 
 亜洲光学(アジア・オプティカル)の呉淑品副総経理は23日、同社がシンガポールの電子機器受託製造大手、フレクストロニクス・インターナショナルのデジタルカメラ部門を買収するという観測に対し、「フレクストロニクスが同部門を売却するという話も、当社が買収するという話も聞いたことがない」と否定した。24日付蘋果日報が報じた。

 フレクストロニクスのデジカメ部門は、2006年に米コダックの上海工場と日本の研究開発(R&D)センターを買収して発足しており、現在、コダックやカシオを顧客としている。

 台湾のデジカメ業界は、普立爾科技(プレミア・イメージ・テクノロジー)を買収して首位になった鴻海精密工業、華晶科技(アルテック)、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)が、昨年ともに1,000万台以上の出荷台数を記録した一方、アジア・オプティカルはここ1~2年業績不振で、昨年の出荷台数は500万台にとどまったとみられていた。このため、同社はフレクストロニクスのデジカメ部門を買収する台湾勢の筆頭候補という観測が市場で流れていた。