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AUOと奇美電、合併報道をまたも否定


ニュース 電子 作成日:2009年2月24日_記事番号:T00013595

AUOと奇美電、合併報道をまたも否定

 
 パネル大手の友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)は23日、同日付韓国英字紙The Korea Timesによる「両社が合併に向けた協議を再開した」という報道を否定した。中央社などが同日伝えた。

 AUOは「産業全体にとって利益となるならオープンな態度で対応する」としながらも、現在のところ合併協議はまったくないと説明した。

 奇美電子も「合併の可能性は否定しないが、その計画はない」と表明した。

 24日付工商時報は「生産能力の過剰が指摘される中、ブランドを持たない両社が合併しても、顧客が重複しているため、シェアは単純に合計した数字以下になることは目に見えている。LGディスプレイの株価が(報道のあった)23日、5.1%上昇したのも当然で、結果は韓国メーカーの競争力が向上するのみだ」と論じた。

 両社は昨年12月、奇美集団創業者の許文龍氏が「自社の力で経営を続けられないなら、いつでも新たな経営者を迎え入れる」と発言したことから、合併を協議しているという観測が流れたが、当時も直ちに否定している。