ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東陽集団、中国AM市場に積極参入


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年2月25日_記事番号:T00013621

東陽集団、中国AM市場に積極参入

 
 自動車部品大手、東陽集団の呉永茂総裁は24日、中国の自動車市場は今後も堅調な拡大が見込まれるとして、中国でアフターマーケット(AM)市場に積極参入していく考えを示した。25日付工商時報が伝えた。

 同社は既に中国に営業網を展開しており、呉総裁は中国の上位乗用車メーカーが小型車の新モデルを続々発表するのを契機に、乗用車の地方普及による恩恵を受けるとの見通しを示した。同社は南京を拠点として、今後も中国事業を拡大していく方針だ。

 呉総裁はまた、台湾経済は欧州、米国、中国への輸出に依存しており、競争力確保を重視する形で為替相場の調整を図っていくべきとの考えを示した。

 呉総裁は「台湾は輸出に頼って成長率を維持している。台湾元は国際市場とリンクすべきで、為替レートは世界競争力の維持に主眼を置くべきだ。短期的に台湾元は対米ドルで35元前後まで下落するとみている」と述べた。