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三菱自とフォード、円高で台湾から調達拡大


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年2月26日_記事番号:T00013653

三菱自とフォード、円高で台湾から調達拡大

 
 自動車部品や完成車の対日輸出が円高の恩恵を受けている。中華汽車工業幹部によると、三菱自動車はこのほど、円高を背景に、台湾からの自動車部品の調達量、調達規模を増やすことを決めた。26日付工商時報が伝えた。

 このほか、福特六和汽車には最近、日本のフォード車代理店が訪れ、台湾で生産した車種の対日輸出をこれまでのスポーツ多目的車(SUV)の「エスケープ」に加え、「モンデオ」「フォーカス」「i-MAX」にも拡大することが検討されている。

 ただ、日本向け以外の輸出は低調だ。裕隆日産汽車は軽油仕様のバン「キャブスター」をメキシコに輸出してきたが、今年に入って輸出はストップ。国瑞汽車も中東向けに「カローラ・アルティス」を毎月1,000台輸出する計画だったが、ウォン安による韓国メーカーの攻勢などに阻まれている。