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台南紡織、ベトナム拠点が初の赤字


ニュース その他製造 作成日:2009年2月27日_記事番号:T00013683

台南紡織、ベトナム拠点が初の赤字

 
 台南紡織のベトナム工場(南部ドンナイ省ビエンホア工業団地)は昨年、第4四半期からの景気の急速な冷え込みと通貨ドンの下落が重なり、通年で3億台湾元(約8億5,000万円)の損失を計上し、1997年の操業開始以来初めての赤字となった。27日付経済日報が伝えた。

 同工場の生産能力はベトナム最大の年産52万スピンドル。昨年、第3四半期までに1億6,000万元の利益を上げていたが、その後の不況と通貨下落で、在庫の評価損が一気に膨れ上がり、通年で赤字となった。

 しかし今年1月以降は受注状況が好転し、生産能力利用率が7割まで回復しているため、第1四半期にも黒字転換する見通しだという。