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太陽電池の八陽光電、「受注が年産能力の3〜4倍に」


ニュース その他製造 作成日:2009年2月27日_記事番号:T00013687

太陽電池の八陽光電、「受注が年産能力の3〜4倍に」

 
 迎輝科技(EFUNテクノロジー)傘下の薄膜太陽電池メーカー、八陽光電(台南科学工業園区)の唐以鄰董事長は26日、現段階で受注が年産能力の3~4倍に当たる45~60メガワット(MW)に達していると語り、従来型の結晶シリコン太陽電池が供給過剰に陥っている中、好調な業績が期待できるという見方を示した。6月から量産に入り、下半期からの利益計上、通年で損益均衡の達成が目標だ。14日付工商時報が報じた。

 一般の薄膜太陽電池メーカーが単層構造を採用しているのに対し、同社は独レイボルド・オプティクス社の製造プロセスおよび日本のパッケージング設備を用いて2層構造製品とする。同製品の変換効率は8.5%に上る。

 同社の現在の生産能力は15MWだが、新工場は30MWまで生産設備の拡張が可能で、また、第2工場の用地も隣に確保している。来年は生産能力を40MWまで高める方針だ。

 唐董事長はまた、来年初頭に興櫃市場(未公開株取引市場)で株式を公開し、早ければ来年末に上場したいという考えも語った。