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作成日：2009年2月27日_記事番号：T00013691
ＶＩＡとエリート、WiMAX市場に参入
台湾で次世代高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）の相互接続性テスト（ＩＯＴ）センターを設置している通信機器世界最大手、アルカテル・ルーセントが26日明らかにしたところによると、威盛電子（ＶＩＡテクノロジーズ）が低価格ノートパソコン（ネットブック）で、精英電脳（エリートグループ・コンピューター・システムズ）がデュアルモード携帯電話で世界のWiMAX事業者からの受注獲得に乗り出したもようだ。これにより、WiMAXエンドユーザー向け製品市場に域内から新たに２社が加わることになる。27日付工商時報が報じた。
またアルカテル・ルーセントに続き、中国の華為技術が３月に、ノキア・シーメンス・ネットワークスが第２四半期に台湾でWiMAX・ＩＯＴセンターを開設することを決めている。華為技術は、「今年はインテルとの提携によりアジア太平洋エリアにおけるサプライチェーンの強化に努め、台湾をWiMAX産業の拠点へ発展させることに全力を尽くす」と語っており、友訊科技（Ｄ－リンク）、明泰科技（アルファ・ネットワークス）などが提携の意向を示しているという。
