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AUOの大型パネル受注、「4月までの見通し立つ」


ニュース 電子 作成日:2009年2月27日_記事番号:T00013693

AUOの大型パネル受注、「4月までの見通し立つ」

 
 液晶パネル域内最大手、友達光電(AUO)の彭双浪執行副総経理は26日、中国政府による農村への家電普及支援策、「家電下郷」プロジェクトが大きな効果を上げ、中国液晶テレビ市場に需要の回復をもたらしているとして、「大型パネルの受注見通しは4月までめどが立っている」と語った。27日付工商時報が報じた。

 彭執行副総経理によると、「家電下郷」プロジェクトの補助金上限となる2,000人民元(約2万8,700円)以下の液晶テレビは決して多くないが、同プロジェクトにより消費者の市場に対する信頼感が増し、中国の液晶テレビ市場全体に相乗効果をもたらしているという。

 また、昨年下半期から消費の低迷が続いている米国市場でも、今年1月の液晶テレビ販売はまずまずの業績を上げており、大手ブランド数社から、主に32、37インチおよび小型テレビ向けパネルで在庫積み増しのための受注が入っているという。