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台北市の宿泊施設火事で7人死亡、放火の可能性も


ニュース 社会 作成日:2009年3月2日_記事番号:T00013700

台北市の宿泊施設火事で7人死亡、放火の可能性も

 
 2日午前2時45分頃、台北市大同区太原路の宿泊施設「白雪大旅社」で火災が起き、マレーシア人の女性宿泊客ら7人が死亡した。出火場所とみられる部屋からはエーテルの缶が見つかり、警察と消防では放火の疑いもあるとみて原因を調べている。中央社が2日報じた。
 
 死亡したのはマレーシア人女性3人と、高齢の独居老人2人など。台北市消防局によると、白雪大旅社は築40年と老朽化が進み、出入口は1カ所、廊下が狭くて風通しが悪く可燃物も多かった。その上、就寝中の深夜に起きた火災だったため、逃げ遅れて死亡したとみている。
 
 出火現場とみられる2階106号室からはエーテルの缶が見つかり、放火が原因の可能性あるようだ。白雪大旅社は1泊550台湾元(約1,530円)と宿泊料金が安いことから、外国人バックパッカーや独居老人らによく利用されていたという。