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ウィンテック2月は25%増収、連続減収に歯止め


ニュース 電子 作成日:2009年3月3日_記事番号:T00013750

ウィンテック2月は25%増収、連続減収に歯止め

 
 携帯電話用パネル大手の勝華科技(ウィンテック)の2月の連結売上高は、3カ月続いた減少に歯止めが掛かり、前月比25.63%増の18億1,200万台湾元(約50億円)となった。3日付工商時報が報じた。

 同社は昨年第4四半期に入り受注が減少し、1月には2本ある第3世代生産ラインのうち1本を停止したが、観測によると2月は、主に欧州から携帯電話用パネルの在庫補充のための受注が増加、第3世代ラインの稼働率は40~50%まで回復したとされる。

 同社はまた、昨年第3四半期からタッチパネルによる売上高が全体の20%以上を占めており、今年もタッチパネルおよびTFTパネルを生産の主軸とする方針だ。さらに同社では、タッチパネルの応用先が広がっていることからITO(酸化インジウムスズ)フィルムや低反射ガラスなど、粗利益率の高い製品でも出荷増が期待できるとしている。