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台湾大哥大、ネットブックを発売【表】


ニュース 電子 作成日:2009年3月3日_記事番号:T00013755

台湾大哥大、ネットブックを発売【表】

 
 携帯電話キャリアの台湾大哥大(タイワン・モバイル)は2日、インターネット接続機能を備え持ち運びに便利な自社ブランドの低価格ノートパソコン(ネットブック)を電話番号とセットで発売した。同社は今後、スマートフォンの発売も検討している。3日付経済日報が伝えた。
 
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 台湾大哥大が発売したネットブックは、10インチ液晶ディスプレイを搭載し、重さは935グラム。生産は広達電脳(クアンタ・コンピュータ)傘下の鼎天国際が受注している。第3.5世代(3.5G)の携帯電話ネットワークに接続可能で、ユーザーは契約期間3年、月額699台湾元(約1,940円)のインターネット利用プランに加入すれば、ネットブックを6,990元で購入できる。

 同社は年内に3.5Gで17万件の新規契約を獲得したい構えで、うち5万件はネットブックのユーザーを見込む。

 一方、中華電信も携帯電話キャリア向けに宏碁(エイサー)が製造したネットブックの販売を計画している。エイサーは1台当たりの単価を1万2,000元まで抑制、ディスプレイは8.9インチと小型だが、ハードディスクの容量を120ギガバイトまで増やした。中華電信は台湾大哥大並みの価格によるセット販売で、ネットブック市場に参入する構えだ。また、威宝電信(ビボテレコム)も同様の戦略を検討している。