市場調査会社のディスプレイサーチによると、ＬＥＤバックライトモジュールを搭載したノートパソコン（ノートＰＣ）用液晶パネルの、昨年第４四半期における世界市場全体の出荷枚数は前期比62％増の370万枚で、ノートＰＣ用液晶パネル全体（前期比24％減の2,810万枚）に占める割合は、前期比7.1ポイント増の13.4％となった。今年第１四半期は、さらに24.1％まで拡大すると予測している。３日付経済日報などが報じた。
昨年第４四半期のＬＥＤバックライト搭載パネル出荷のメーカー別世界シェアは、友達光電（ＡＵＯ）が12.9％で４位、奇美電子（ＣＭＯ）が11.8％で５位だった。
ディスプレイサーチによると、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）、デル、宏碁（エイサー）などノートＰＣメーカーが、今年第１四半期に発売する新機種にＬＥＤバックライト搭載パネルを採用する計画で、ＬＥＤ採用率は今後もますます高まりそうだ。ＬＥＤバックライト搭載パネルのサイズは、昨年第４四半期に主力だった12.1、13.3、15.4インチに加え、今後は低価格ノートＰＣ（ネットブック）向けの8.9、10.1インチも増えるとみている。
