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石化中間原料メーカー、域内価格上昇で3月業績を楽観【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013782

石化中間原料メーカー、域内価格上昇で3月業績を楽観【表】

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)、亜洲聚合(アジア・ポリマー)など石化中間原料メーカーは、販売量が20%増加した2月に続き、3月の業績も5~10%成長が望めるとの見通しが証券会社から示された。3月の域内オファー価格が3~12%上昇していること、および輸出受注が既に満杯となっていることがその理由だ。4日付工商時報が報じた。
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 台塑の3月分の域内オファー価格は、▽ポリ塩化ビニル(PVC)、1キログラム24.2元(約67.8円、前月比5.21%上昇)▽高密度ポリエチレン(HDPE)、40元(7.23%上昇)▽低密度ポリエチレン(LDPE)、46.4元(12.62%上昇)▽直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、40元(7.23%上昇)▽エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、同53.1元(3.5%上昇)──となっている。

 証券会社の予測によると、国喬石油化学ではスチレンモノマー(SM)需要が安定し、原料ベンゼン価格も低水準にあることから、特に好業績が予想される。