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台塑石化プラントで爆発、原料供給に支障か【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013784

台塑石化プラントで爆発、原料供給に支障か【表】

 
 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)麦寮工場(雲林県麦寮郷)のエチレン第1プラント(年産70万トン)で2日深夜、ナフサ分解プラントの操業再開準備中に配電盤が爆発する事故があり、作業員1人が死亡した。4日付経済日報が伝えた。
 
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 台塑石化担当者によると操業再開の見通しは立っておらず、第1プラントの操業再開が遅れれば、台塑集団(台湾プラスチックグループ)各社への原料供給に支障が出ることが予想される。このため、同社は第3プラントの定期点検を延期する措置を取った。しかし、第3プラントでも機械故障の影響で生産量が落ちており、十分はエチレン供給量を確保できない状況だ。

 グループ各社はスポット市場からの原料調達を迫られる見通しで、台湾中油には既に原料調達の問い合わせがあったという。