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作成日：2009年3月4日_記事番号：T00013785
エリクソン、ＬＴＥテストセンター設立へ
台湾エリクソンのヨハンソン総経理は３日、今後、次世代規格であるＬＴＥのテストセンターを設ける考えを示した。エリクソン・モバイル・プラットフォーム（ＥＭＰ）を通じた、台湾メーカーによるＬＴＥ製品開発の支援も視野に入れている。４日付工商時報が伝えた。
台湾ではノキア・シーメンス、アルカテル・ルーセント、モトローラ、ノーテルなどがWiMAXテストセンターを既に設立、または設立準備を進めており、エリクソンのみがWiMAXの将来性を疑問視してこれまで動向を見守っていた。今回、同社が次世代規格としてＬＴＥ技術を推進する方針を固め、技術的な裏付けを確信したことで、国家通訊伝播委員会（ＮＣＣ）による４Ｇ通信帯域の割り当てに先がけ、ＬＴＥテストセンターの設立を決めたものとみられる。
エリクソンはこれまで台湾にＧＳＭと第３世代（３Ｇ）携帯電話規格の相互接続性テスト（ＩＯＴ）センターを設置している。
