ホームセンター大手、特力集団は今年、傘下のＢ＆Ｑ特力屋やＨＯＬＡ和楽居家館などの流通ネットワークで、室内修繕・リフォームサービスを開始する。100人以上の設計士と修繕チームで、第３四半期からサービスを開始する予定だ。年間600億台湾元（約1,708億円）とされる同市場での商機を狙い、同集団の流通ネットワーク全体の年間売上高を、現在の140億元から2014年には300億元（約854億円）に倍増させたい考えだ。５日付経済日報が報じた。
特力によると、域内のリフォーム市場は地域に密着した水道・電気修理店やリフォーム業者が担っており、大手企業はまだ参入していないという。特力はこれまで、リフォーム業者と提携し、特力がＤＩＹ商品を提供し、提携相手が修繕業務を行ってきた。
何湯雄・特力董事長は、「現在ＤＩＹ商品市場は300億元規模で当グループのシェアは約30％だが、リフォーム市場ではまだシェア１％にすぎない。今後５年以内に20％までシェアを拡大する」と抱負を語った。
