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40号会計基準第2段階、金管会が適用延期


ニュース 金融 作成日:2009年3月5日_記事番号:T00013809

40号会計基準第2段階、金管会が適用延期

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は4日、保険会社に多額の責任準備金積み立てを強いることになる会計基準「財務会計準則公報第40号」第2段階の導入を延期する方針を明らかにした。5日付工商時報が伝えた。

 同基準では保険商品の利回りが1%変動するごとに生保会社は数兆台湾元(1元=約2.85円)規模の責任準備金積み立てを義務付けられるため、経営への影響が非常に大きく、保険業界から見直しを求める声が上がっていた。

 「40号」会計基準に相当する国際会計基準(IFRS4)が欧州で2012年、米国で14年から導入されることになっているが、台湾での導入は欧米に比べ数年先送りされる見通しだ。