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中印でEVA需要急増、台塑など相次ぎ増産


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月5日_記事番号:T00013810

中印でEVA需要急増、台塑など相次ぎ増産

 
 中国、インドでエチレン酢酸ビニール共重合樹脂(EVA)に対する需要が急増していることを受け、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、台湾聚合化学品(USI)、亜洲聚合(アジア・ポリマー)は、低密度ポリエチレン(LDPE)を減産し、EVAの増産にシフトしている。5日付工商時報が伝えた。

 このうち、台塑石化はLDPEの生産量を半分のカットし、生産能力をEVAに振り向けた。亜洲聚合の受注量は昨年第4四半期の3倍のレベルに達している。

 業界関係者によると、EVAの伝統的な需要期は3~8月だが、中国、インドでの需要が前倒しで増え、EVA相場は過去2カ月で12.5%上昇しているという。