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インベンテックのノートPC出荷、Q1は域内受託3位も


ニュース 電子 作成日:2009年3月5日_記事番号:T00013816

インベンテックのノートPC出荷、Q1は域内受託3位も

 
 英業達(インベンテック)は今年、米デルから新たに商用ノートパソコン(ノートPC)の受注を獲得したことから出荷台数を伸ばしており、第1四半期は緯創資通(ウィストロン)を抜いて域内ノートPC受託生産業界で3位に食い込むとの見通しが証券会社から示された。李詩欽インベンテック董事長は4日、「今年は前年比15~20%増の出荷台数を目標とする」と語り、不景気の中の成長に強い自信を見せた。
 
 インベンテックの昨年通年の出荷台数は、宏碁(エイサー)や富士通シーメンスからの受注が加わったことで、前年比倍増の1,500万台に達し、大手受託メーカーでは最高の成長率を記録した。今年は目標が達成できれば1,725万~1,800万台となる。李董事長は「今年さらに1、2社の新規顧客から受注を獲得する」と明かした。
 
 またインベンテックは先ごろの董事会で、横浜市のPC開発・製造ベンチャー、工人舎(KOHJINSHA)の増資に応じ、同社への出資比率を61.69%に引き上げることを決定したが、「現在のところ財務と取締役会を掌握しているだけで、経営には関与していない」としている。5日付経済日報が報じた。