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作成日：2009年3月6日_記事番号：T00013848
ＡＳＵＳ、中国・山寨機ＰＣ参入に意欲
華碩電脳（ＡＳＵＳ）の施崇棠董事長は５日、中国で俗称「山寨機」と呼ばれるノーブランド携帯電話端末に続き、低価格ノートパソコン（ネットブック）にもノーブランド製品が増える兆しを見せていることを受け、「山寨機」市場への参入に意欲を示した。６日付蘋果日報が伝えた。
台湾ＰＣ業界は当初、中国での「山寨パソコン」市場について、携帯電話端末よりも品質やアフターサービスに対する要求が高いため、シェアは伸びないとみていた。しかし、施董事長は「山寨機は確かに威力がある。企業は早期に対応策を講じるべきだ」と指摘し、市場参入に前向きな姿勢を示した。
施董事長は具体的な戦略には触れなかったが、「社内では中国での販売戦略について既にビジョンがある。中国は特殊な市場で、米国系のブランドは（市場に対する）理解度不足でチャンスはないだろう」と語った。
