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中国「家電下郷」PC部門、エイサーが対象ブランドに【表】


ニュース 電子 作成日:2009年3月6日_記事番号:T00013851

中国「家電下郷」PC部門、エイサーが対象ブランドに【表】

 
 中国政府による農村への家電普及プロジェクト、「家電下郷」の対象品目にパソコン(PC)が加わることになり、5日に対象ブランドを選定する競争入札が行われ、台湾メーカーからは、宏碁(エイサー)の製品10機種が選ばれた。同入札には華碩電脳(ASUS)と明基電通(BenQ)も参加したが、落札できなかった。6日付経済日報などが報じた。
 
 対象ブランドに決まったのは14社で、このうち11社は聯想集団(レノボ)、海爾集団(ハイアール)、方正科技(ファウンダー)など中国ブランドで、これにエイサーおよびヒューレット・パッカード(HP)、デルの海外大手3ブランドが入った。
 
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 拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)によると、今年のPCの出荷台数は「家電下郷」に加わったことで約250万台上乗せされ、販売額は380億台湾元(約1,064億円)増加する見込みだ。また、エイサー、レノボ、HP、デルが選ばれたことでデスクトップPCでは鴻海精密工業、精英電脳(ECS)、ノートPCでは広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)などの域内受託メーカーが恩恵を受けるとしている。