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パネル業界の3月受注、予想以上の好調


ニュース 電子 作成日:2009年3月6日_記事番号:T00013852

パネル業界の3月受注、予想以上の好調

 
 パネル業界は中国の「家電下郷」プロジェクトによる需要増などで受注が月を追うごとに増え、業績も予想以上のペースで回復しそうだ。友達光電(AUO)が5日発表した2月の連結売上高は前月比16.1%増の153億8,100万台湾元(約437億円)、パネルの出荷は大型が同23.6%増の399万枚、中小型で45.4%増の1,400万枚となり、1月の谷底を既に脱したとみられている。6日付経済日報が伝えた。

 証券会社によると、AUOは第1四半期、大型パネル出荷量が前期比で20%減少するという見通しを立てていた。しかし、ある部品メーカーは「AUOからの3月の受注量は2月の4倍」と明らかにしており、このことからAUOの今四半期の業績は予想を上回るとみられる。

 また、奇美電子(CMO)は2月の業績を現段階で発表していないが、大型パネル出荷量は3割以上成長したものとみられている。さらに、在庫も正常水位に回復しており、同社は第1四半期の出荷量が、前期比で5~10%成長すると予測している。