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作成日：2009年3月6日_記事番号：T00013854
ＴＳＭＣ、12インチ工場で無給休暇を縮小か
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が、緊急受注の増加などに伴い、12インチウエハー工場の生産ラインで従業員の無給休暇の日数を減らしているもようだ。ある従業員によると、新竹科学工業園区（竹科）のFab12工場では、既に１カ月当たりの無給休暇が５日から２日に削減となったという。６日付工商時報が伝えた。
ファウンドリーはこのところ緊急受注による生産能力利用率の回復が伝えられているが、まだ長期的かつ安定した受注は戻っていないようだ。ＴＳＭＣは12インチ工場では緊急受注を受けている一方、８インチ工場の受注では依然大きな変化はなく、現状の月４日の無給休暇が続いている。
なお、「無給休暇を取りやめた」という観測も出ていたが、同社は「取りやめの場合は正式発表する」と否定した。
