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TSMC、2月の受注額・生産額比率が改善


ニュース 電子 作成日:2009年3月6日_記事番号:T00013855

TSMC、2月の受注額・生産額比率が改善

 
 台湾積体電路製造(TSMC)は5日、UBS証券のカンファレンスコール(電話会議)で、1~2月の受注額・生産額比率(BBレシオ、出荷額に対する受注額の割合)が1を上回り、2月の数値は1月より改善したことを明らかにした。6日付工商時報が伝えた。

 業績が回復軌道に乗ったかどうかを判断するには、3カ月連続でBBレシオが1を上回り、数値が3カ月連続で改善するかどうかを見極める必要があり、3月の数値に注目が集まる。

 市場関係者はBBレシオ改善を業績改善のシグナルと受け止めており、メリルリンチ証券がTSMCの目標株価を59.1台湾元(約166.2円)に引き上げるなどしたことから、外国人投資家は同日、TSMC株を大幅に買い越し、株価は46.6元まで回復した。