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重大投資プロジェクト、環境影響評価を短縮


ニュース その他分野 作成日:2009年3月10日_記事番号:T00013902

重大投資プロジェクト、環境影響評価を短縮

 
 行政院は9日、景気対策の観点から重大投資プロジェクトの推進を急ぐ必要があると判断し、国光石化科技(KPTC)の石油化学プラント(彰化県大城郷)と台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)第5期拡張計画に関する環境影響評価の完了目標を来年初めまでに繰り上げる方針を固めた。10日付経済日報が伝えた。

 このうち、国光石化の環境影響評価は、当初来年9月が完了目標となっており、大幅な前倒しが決まった。行政院関係者は「評価作業自体は規定に従って行わなければならず、必要時間を圧縮しただけだ。行政院としては2件の重大投資プロジェクトが速やかに着工され、民間投資を主導し、経済の活性化につながることを期待している」と指摘した。

 朱雲鵬政務委員は「行政院長から公共建設の拡大は災害復興と同じで、思い切ったやり方が必要との指示を受けた」と語った。