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作成日：2009年3月10日_記事番号：T00013911
誠品書店、上海に２年内オープン
誠品書店は９日、同社創立20周年を記念して開いた記者会見で、今後２年以内に中国で店舗を展開する計画を明らかにした。中国１号店は上海にオープンし、台北市の敦南店より大きい中大型店舗とする予定のもようだ。10日付経済日報が報じた。
呉清友董事長は現在、上海や北京を訪れ、現地の土地開発業者や書籍業界関係者と連絡を取り合っているという。店舗の展開は、リスクを低減するため、現地の代理店とライセンス契約を結んで行う可能性もあるという。同社は2005年から中国進出を計画し、既に書籍の流通事業に参入している。
同社は過去５年間で大型複合店路線を本格化させ、小規模の路面店10店を閉店した。今年は台北の都市交通システム（ＭＲＴ）駅地下街にある一部の店舗を閉店するため、今年の目標売上高は昨年を下回る94億台湾元（約268億円）としている。
