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エイサーとASUS、2月は前月比大幅増収


ニュース 電子 作成日:2009年3月10日_記事番号:T00013918

エイサーとASUS、2月は前月比大幅増収

 
 宏碁(エイサー)の2月売上高は前月比41%増、前年同月比13.8%増の308億台湾元(約880億円)となった。ノートパソコン(ノートPC)や低価格ノートパソコン(ネットブック)が好調なためで、王振堂董事長は「PCはもはや必需品であるため、金融危機の影響は予想より小さい」と指摘した。10日付工商時報が報じた。

 同社は主力ブランドの「Acer」以外に、買収した「Gateway」「packard Bell」および「eMachines」の多ブランド戦略をとっており、第1四半期の段階ではまだ明確な効果がみられなかったが、第2四半期から徐々に顕著になるとしている。

 一方、華碩電脳(ASUS)の2月売上高は133億元で、前月比56%増だったが、前年同月比では26%減少した。

 同社は第1四半期、450億元あった在庫水位を300億元台前半まで下げることを課題としている。第1四半期の粗利益率は約10%、利益は約15億~18億元と予測される。施崇棠董事長は、ドイツ・ハノーバーの情報・通信技術見本市「CeBIT(セビット)2009」で、第2四半期には新製品が発売されて競争力が増すという見通しを語った。