ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

阿里山鉄道が運行停止?運営会社は否定


ニュース 運輸 作成日:2009年3月11日_記事番号:T00013936

阿里山鉄道が運行停止?運営会社は否定

 
 阿里山観光の足として利用される阿里山森林鉄道(嘉義県)で、線路や列車などの老巧化による安全面の不安を理由に、運転士30人中24人が退職届を提出し、来週17日にも運行が停止するという観測が伝えられていた。しかし、阿里山鉄道を運営する宏都阿里山国際開発は10日午後、運転士と協議の結果、多くが退職届を取り下げ、運行への影響は出ないと表明した。

 同日付聯合報によると、連絡がつかなかった3人以外の運転士は退職届を取り下げたもようだ。

 阿里山鉄道は昨年、脱線事故などが続いたほか、今月9日にも列車のブレーキの異常が見つかったばかり。ある運転士は、赤字経営で昨年10月から給与カットが行われたことも不安に感じたと話している。3月15日から1カ月間の花見シーズン後に、利益に応じた新しい給与体系の導入が計画されていたことも不満を招いたようだ。