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1〜2月の営業税収、前年比20%減【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年3月11日_記事番号:T00013940

1〜2月の営業税収、前年比20%減【図】

 
 財政部が10日発表した今年2月の税収によると、営業税収は65億台湾元(約186億円)で、1~2月累計では前年比20%減の280億元となったことが分かった。営業税は、商店などの売り上げが伸びれば税収も増加するため、最も民間の消費動向を反映するとされる。その営業税収の減少で「消費券効果はなかったのではないか」との見方が出ていることに対し財政部関係者は、「1~2月の税収は昨年11~12月の消費が反映されるため、消費券効果は3月にならなければ分からない」と説明した。11日付経済日報が報じた。
 
T000139401

 
 内需刺激を目的とし、今年1月18日から台湾住民および外国人配偶者に対し1人当たり3,600元(総額762億元)の消費券が発行され、これまで各方面から「政策が功を奏した」と高い評価が上がっていたが、統計上はまだその効果が確認できていない。

 財政部の統計によると、消費券は発行後現在まで、既に約500億元分が使用された。李述徳財政部長は「消費券の使用期限は9月までで、成否を判断するのは時期尚早」と語っている。