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エコノミーホテル、客室稼働率90%以上に


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年3月11日_記事番号:T00013944

エコノミーホテル、客室稼働率90%以上に

 
 不景気の中で、3つ星クラスのエコノミーホテルが人気を集め、業績を伸ばしている。宿泊料金は1,500~3,000台湾元(約4,300~8,600円)で、客室稼働率は90%を超えている。
 
 11日付工商時報によると、麗宝福容飯店(台北県三峡鎮)の担当者は「旅行客は現在、価格を最優先の条件にしている。今後はさらにエコノミーホテルが増え、競争が激化するのではないか」と話した。同ホテルでは2,500~3,000元の価格帯でフィットネスルームやプールの利用が可能で、客室稼働率は90%を上回った。
 
 台湾のエコノミーホテルは最近2年間で増え始め、設備が新しく、4つ星ホテルに負けないサービスが売り物で、安さを武器に今後も人気を集めそうだ。
 
 一方、5つ星ホテルも宿泊客減少に対応するため、六福皇宮(ウエスティン・タイペイ)が平日に2人宿泊を条件に1人1,010元の宿泊プランを導入するなど、大幅な値下げに踏み切っている。このほか、ホテルに入居するレストランも食べ放題メニューの充実などで客足の確保に必死だ。