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作成日:2009年3月11日_記事番号:T00013950
ジャイアント・メリダ、2月は前年比60%増収
巨大機械工業(ジャイアントMFG)、美利達(メリダ)の自転車大手2社は2月、昨年は2月だった春節(旧正月)休暇が今年は1月だったこと、輸出単価の大幅な上昇などから、同月売上高が共に前年比で約60%の増収となった。ジャイアントは「輸出受注量は依然伸びており、1~2月の業績は春節要素を差し引いても前年比28%成長した」としている。11日付経済日報が報じた。
最大手ジャイアントの2月売上高は、前年同月比59.47%増の16億600万台湾元(約46億円)で、1~2月累計では同28.02%増の29億7,400万元となった。また連結売上高は、2月が同23.24%増の33億5,100万元で、1~2月累計では同9.44%増の62億5,100万元だった。
2位のメリダは2月の売上高が12億1,400万元で、前年同月比66.08%増となり、業界で最大の成長幅を見せた。
また、域内3位の愛地雅工業(アイディール)も、2月の売上高は前年同月比約48%増の3億8,000万元で単月の過去最高を記録した。同社は増収の要因について、平均単価が昨年第3四半期までの355米ドル以下から、第4四半期以降450米ドルまで上昇したためと説明した。