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VIA設立のGMB連盟、5月にネットブック発売へ【表】


ニュース 電子 作成日:2009年3月11日_記事番号:T00013963

VIA設立のGMB連盟、5月にネットブック発売へ【表】

 
 チップセット大手の威盛電子(VIAテクノロジーズ)がノートパソコン(ノートPC)メーカーに対する一元化したサービス提供を目的に、昨年10月末に中国広東省深圳で立ち上げたオープンプラットフォーム戦略連盟、「グローバル・モビリティー・バザール」(GMB)は10日、5月に10.1、10.2インチディスプレイ搭載の低価格ノートPC(ネットブック)を1,999人民元(約2万9,000円)で発売する計画を明らかにした。購入した各社がブランドのロゴを入れて販売する「ホワイトブランド(白牌)方式」を想定している。11日付工商時報が報じた。
 
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 GMBのメンバーには、▽鴻海集団の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)▽金仁宝集団の金宝電子工業▽聯華電子(UMC)傘下の聯陽半導体(ITE)▽メモリモジュール大手の勁永国際(パワー・クオシェント・インターナショナル)──などが加わった。GMBは既に、深圳、広東省珠海、東莞などの中国中小メーカー(いわゆる「山寨機(さんさいき)」メーカー)に納品している。

 黄義家・GMB連盟主席は、ホワイトブランドのネットブックは世界市場全体で年間5,000万台以上の商機があると見込む。また、中国のネットブックの販売価格相場は現在2,499~2,999人民元だが、今年下半期には1,999人民元に、来年には1,499人民元まで値崩れを起こし、需要が急激に伸びると予想している。