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裕隆新店工場跡の再開発、商業施設優先で


ニュース 建設 作成日:2009年3月12日_記事番号:T00013978

裕隆新店工場跡の再開発、商業施設優先で

 
 裕隆汽車の陳国栄総経理は11日、同社の新店B工場跡地(台北県新店市、面積9ヘクタール)の再開発計画について、景気低迷を受けて開発計画を見直し、商業施設用地の開発を優先させる考えを示した。12日付工商時報が伝えた。
 
 商業施設用地(約5,000坪)には、潤泰建設、富邦金融控股などが参入に関心を示しており、裕隆汽車は借地方式でホテル、ショッピングセンター、テーマパーク、レストランなどの開発を見込んでいる。
 
 裕隆汽車は当初、住宅用地で延べ床面積4万坪の高級住宅物件の開発を予定していたが、不景気を理由に先送りを決めた。
 
 一方、同用地の一角では当初、宏達国際電子(HTC)と共同でツインタワー式のビル建設が計画されていた。しかし、HTC側は共同建設の方針を撤回し、独自に研究開発(R&D)本部ビルを建設する方針に転換した。ビル建設用地2,020坪は昨年末にHTC側に売却されている。