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建設
作成日：2009年3月12日_記事番号：T00013979
皇翔建設、予約販売物件の原価買い戻し導入
皇翔建設はこのほど、予約販売中の住宅物件「皇翔Rich」（台北市林森北路）の購入者に対し、着工から２年後の物件引き渡し直前に購入取り消しを希望する顧客には、販売管理費用（３％）を差し引いた代金全額を無条件で払い戻す「原価買い戻し」制度の導入を決めた。景気低迷の中で住宅購入意欲を喚起するのが狙いで、追随する建設会社も出そうだ。12日付蘋果日報が伝えた。
不動産業界では、住宅価格がさらに低下するとの模様眺めの心理に加え、失業率上昇、住宅ローンの返済負担増大などが住宅需要に影を落としている。皇翔建設は住宅購入者の懸念を解消すれば、需要の掘り起こしが可能だとみている。
同物件は昨年下期に分譲を開始し、成約率は20％にとどまっている。売価は１月末の１坪57万～62万台湾元（約160万～175万円）が55万～60万元へと下落している。
