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鉄鋼・金属
作成日：2009年3月12日_記事番号：T00013983
中鋼、Ｑ１は40億元の赤字か
中国鋼鉄（ＣＳＣ）は、鉄鋼製品価格の下落や子会社の中鴻鋼鉄の赤字から、今年第１四半期の損失が40億台湾元（約114億円）に上るとの観測が広がっている。昨年第４四半期からの価格下落幅は36％に達し、証券会社は在庫の評価損だけで25億元に上ると見積もっている。12日付経済日報などが伝えた。
鍾楽民同社副総経理はこれに対し、「財務報告が出ていないためノーコメント」としながらも、今期は市況が悪く損益均衡の達成に努めている状況で、損失計上もやむを得ないと表明した。第２四半期には鉄鉱砂や石炭など国際原料価格の下落に伴い、コストが低減し、業績は好転するとの見方だ。
