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TDハイテックとNECトーキン、電動バイク用電池で協力覚書


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年3月12日_記事番号:T00013984

TDハイテックとNECトーキン、電動バイク用電池で協力覚書

 
 バッテリーモジュール大手の統振(ウエルダン)傘下、リチウム電池メーカーの達振能源(TDハイテックエナジー)は11日、NECの電子部品子会社、NECトーキン(本店・宮城県仙台市、岡部政和社長)と、2010年以降の域内電動バイク市場参入に向けた協力覚書を締結したと発表した。今後、NECトーキンが電池セルを供給し、TDハイテックがBMS(バッテリーマネジメントシステム)技術を用いてリチウムイオン電池パックを組み立てる。台湾政府が4年で16万台を目標に環境に優しい電動バイク普及を推進する中、TDハイテックは50%の市場シェア獲得を狙う。

 楊模樺TDハイテック技術長によると、現在同社の月産能力は1,000~2,000パックだが、年内に8,000~1万パックまで引き上げる計画だ。現在主な市場としている欧州の電動バイク市場の規模は、2007年の50万台、08年の90万~100万台から、今年はさらに100万台以上まで伸びる見通しだ。

 同社の売上高全体に占める電動バイク用電池の割合は現在3%前後だが、年内に10%まで拡大すると予測している。同社は来年、店頭公開を経て上場する計画だ。