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作成日：2009年3月12日_記事番号：T00013985
ＬＥＤ業界、応用製品拡大で急回復
発光ダイオード（ＬＥＤ）業界は、ノートパソコン（ノートＰＣ）、液晶テレビ、照明など応用製品の拡大から、不況の打撃が大きい電子業界において、一足早く業績回復が期待できそうだ。既に晶元光電（エピスター）で青色ＬＥＤの生産ラインがフル稼働となるほか、川上のエピウエハーメーカー、新世紀光電（ジェネシス・フォトニクス）も第２四半期には前期比５割の成長を見込んでいる。12日付経済日報が伝えた。
市場調査機関、ディスプレイサーチによると、世界市場におけるＬＥＤバックライトモジュール搭載ノートＰＣ用液晶パネルの出荷枚数は、昨年第４四半期には前期比62％増の370万枚に成長した。また、ノートＰＣ用液晶パネル全体に占める比率は、今年第１四半期には前期比10.7ポイント拡大し24.1％となる見込みだ。
また、各国政府がインフラ建設などの景気浮揚策に取り組んでいることから、公共施設や街灯などで、省エネルギー効果も期待できるＬＥＤ照明の採用が進んでいることも奏功しているようだ。
