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作成日：2009年3月12日_記事番号：T00013986
遠伝のWiMAXサービス、年内開始目指す
遠東集団傘下の遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）は11日、次世代通信規格WiMAX網の整備を進め、第４四半期にはWiMAXサービスを開始すると発表した。徐旭東・遠伝董事長は、台湾の通信サービス市場は成熟しており、今後さらにサービスを充実させていくとしている。12日付経済日報などが伝えた。
同社と速博（スパーク）は、今年の資本支出を前年比マイナス12.5％の91億台湾元（約259億円）に抑えることも発表した。今年の重点投資項目は、WiMAX事業のほか、▽和信電訊（ＫＧテレコム）とのネットワーク統合、および室内の通信品質向上▽３Ｇの基幹網と通信網の整備▽ブロードバンドサービスの競争力向上、および中華電信への基地局使用料支払い抑制を目的とした自社の基地局拡充▽スパークブランドの新世紀資通（ニューセンチュリー・インフォコム）とのネットワーク統合──。
