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作成日：2009年3月12日_記事番号：T00013993
ＵＭＣの８インチ工場、４月から無給休暇取り消しか
ファウンドリー大手の聯華電子（ＵＭＣ）は、中国の「家電下郷」プロジェクトを受けて顧客メーカーから受注が増加しているため、４月から８インチウエハー工場であるFab８Ｓで無給休暇を取りやめるという観測が出ている。12日付工商時報が伝えた。
Fab８Ｓは以前矽統科技（ＳＩＳ）から購入した工場で、主に0.18マイクロメートル製造プロセス以下の製品を製造している。主要顧客である聯発科技（メディアテック）と智原科技（ファラデー・テクノロジー）からは毎月ウエハー３万枚の受注があり、同じく顧客の矽統科技（ＳＩＳ）はチップセットの在庫不足に陥っているもようで、ＵＭＣは稼働率の上昇に無給休暇取り消しで対応するとみられている。
この観測に対し劉啓東ＵＭＣ財務長は11日、ノーコメントと回答した。
