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ECFA問題で馬総統、蔡主席に議論呼び掛け


ニュース その他分野 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014002

ECFA問題で馬総統、蔡主席に議論呼び掛け

 
 政府が中台間で締結を目指す、「両岸経済協力枠組み協定(ECFA)」について野党勢力から反対の声が強まっていることを受け、馬英九総統は12日、民進党の蔡英文主席に対し、「わたしも彼女も国際貿易法を修めており、互いに専門用語で議論ができる」として、同問題についての直接討論を呼び掛けた。13日付聯合報が報じた。

 馬総統は同紙のインタビューに対し、「蔡主席は行政院大陸委員会(陸委会)の主任委員を退任した後、講演で『両岸(中台)間はさらに開放し、制度の整備、正常化を進めるべき』と発言していた」と明かし、これについて「われわれが言っていることと同じだ」と語った。

 また、蔡主席が中台間のECFA締結について「リスクが高すぎる」と批判し、馬総統について「考えが甘い」と指摘していることに対し、「ECFA締結はわたし個人の考えではなく、多くの経済学者が支持している」と反論し、「どこが危険か、どの考えが甘いのか、会って直接指摘してほしい」と呼び掛けた。