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国泰金控、現金配当を見送り


ニュース 金融 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014009

国泰金控、現金配当を見送り

 
 業績低迷による企業の減配が相次ぐ中、国泰金融控股は12日の業績説明会で、今年は現金配当を見送る方針を明らかにした。台湾中小企業銀行も配当を見送る方向で検討している。13日付工商時報が伝えた。

 国泰金控の陳晏如財務長は同日、未分配利益71億台湾元(約201億円)に対し、含み損が523億元に上り、利益の積み立てを行う必要があることから、現金配当を見送ると説明した。株式による配当については、取締役会で決定する。同社は設立以来6年にわたり、毎年1株当たり1.5~3元の配当を実施していた。

 企業の相次ぐ減配、配当見送りは、反発の兆しを見せた台湾株に冷や水を浴びせることになりそうだ。