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作成日：2009年3月13日_記事番号：T00014012
泰山企業、アモイにデザート旗艦店設置へ
食品製造やコンビニエンスストア展開を行う泰山企業は、今年６月にも中国・アモイで自社デザート製品を販売する旗艦店を設立する計画だ。同社の中国小売市場への進出は初めてで、今後の展開の足掛かりとしたい考えだ。13日付経済日報が伝えた。
同社は12日、合作金庫銀行を幹事とした７行との13億4,000万元の協調融資（シンジケートローン）契約を締結した。詹岳霖董事長は今後の事業方針について、「彰化県田中鎮に建設中の浮遊性飼料工場や食品部門での新製品開発に資金を投じるほか、中国飲料市場で販路拡大を図る」と語った。
詹董事長は、「中国では、既に100以上の業者と販売契約を結んでいる福建省、浙江省、広東省を足掛かりとし、製品ラインナップを広げるなど、販売網を中国全土に広げていきたい」と意気込みを語った。
同社は過去２年間で抜本的な組織改編を行い、旧福客多商店（ニコマート）や自動販売機事業による累積赤字を解消しており、今年は安定した業績成長が期待できるとしている。
