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台北市の高級オフィス空室率9.9%、過去4年で最高【表】


ニュース 建設 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014014

台北市の高級オフィス空室率9.9%、過去4年で最高【表】

 
 台北市の高級オフィス(A級オフィス)物件の空室率が第1四半期、前期比2.8ポイント上昇して9.9%に上り、過去4年で最も高くなっていることが、欧州系不動産投資会社、ジョーンズ・ラング・ラサール(仲量聯行)の調べで分かった。13日付自由時報が伝えた。
 
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 1坪平均の月間賃貸料は、前期比で4.78%下落し2,459台湾元(約7,000円)となった。高級物件の集中する信義区は、下落幅が5.9%(2,792元)と地区別で最大となった。

 呉瑤華・仲量聯行副総経理によると、過去3カ月、企業が新たに賃貸を行った面積から、賃貸が終了した面積を差し引いた数値はマイナス1万2,700坪となった。今年末までに増加する新規物件の面積は約2万2,000坪に上り、市況の改善がなければ、空室率は18%に達し、賃貸料も15~20%下がる可能性もあるという。