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国泰人寿の不動産投資、比重を10%まで引き上げ【表】


ニュース 建設 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014015

国泰人寿の不動産投資、比重を10%まで引き上げ【表】

 
 国泰金融控股(国泰金)は12日業績説明会を開き、傘下の国泰人寿(キャセイライフ)が昨年、設立40年余りで初めての赤字となり、純資産も2007年末時点の1,233億台湾元から694億元(約1,960億円)余りまで激減したと発表した。同社は資金運用計画の見直しを図り、投資収益率を高めるため、機を見て株式への追加投資を行うほか、不動産投資の比重を10%まで引き上げることを目標に定めた。13日付経済日報が報じた。
 
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 国泰人寿によると、昨年末時点で同社の不動産投資比重は5.7%で、投資額は1,210億元だった。同社の運用可能額は2兆1,347億元で、今後、不動産投資に900億元以上が追加されるとみられる。
 
 なお、「新光人寿保険が売却を決定した新光三越百貨A11館(台北市信義計画区)の入札に参加するか」との質問に対し、陳祖培・国泰金総経理は「オフィスビルを主なターゲットとし、適当な投資対象に注意を払う」とだけ答えた。