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台プラ、絶縁中の一族が経営陣復帰へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014020

台プラ、絶縁中の一族が経営陣復帰へ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁は12日、昨年死去した創業者王永慶氏が2番目の妻、楊嬌氏との間に設けた二男三女との絶縁状態を解消し、グループ各社の取締役に迎える考えを明らかにした。13日付経済日報が伝えた。

 王文淵総裁は同紙の取材に対し、楊嬌氏の子も創業者王永慶の子であり、二男三女が台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)というグループ主要4社の取締役会に参加するのは正常なことだと指摘。その上で「台塑、台化、台塑石化が6月に行う役員改選時に彼らを取締役会に迎えたい」と明言した。

 楊嬌氏の子には、グループと長年一線を画している王文洋氏(宏仁集団総裁)らが含まれる。王文淵総裁は「たとえ王文洋氏でもグループ企業の取締役に就任できる」と述べた。